Visionの歩み(2022年2月・3月合併号)

ようやくコロナの規制が緩んできて町の様相も少し活気づいてきたように見える。
接客中心のビジネスに携わる関係者、就業者においては本当に健全な社会復帰を願う。

[今回のトピックス]
(1)深刻なリソース不足
(2)業績
(3)新しい仲間
(4)その他

(1)深刻なリソース不足
   案件だけが毎日のようにリクエストがくる。とは言ってもかつて氾濫していたロースキル、
   若手向き案件ではなくベテラン向けだとか、特殊スキルの案件が目立つ。主には・・・

   ・PM、PMO
   ・PG(上位計の出来る)
   ・SAP、Salesforceのような特殊アプリ
   ・英語

   が多く、これらに加えてJava、C#の有識者というリクエストが多い。
   英語は自分で学習できるが他は何かしらの機会・設備がないと結構難しい。
   あと、BPにリソースを依頼する際にはフルリモートの希望者が多い。
   これは徐々にお客様の方では比率が減ってきているのでこちらとしてはBPへの依頼が
   難しくなる。フルリモートでしたくなる理由はわかるが、大体において生産性と
   品質は落ちる。当社もこの被害で数字悪化を受けた。人間だから人が見ていなければ
   楽をしたくなるし、他への興味も出るだろう。(人とか食べ物とかテレビ、動画とか)
   その辺を断ち切る覚悟がないと難しいと私は思ってる。
   私も家で仕事をすることはあるが、仕事の時は情報を遮断した状態でするように
   している。まあ会社でもそうだけど・・・たまに眠たく(寝る)ことも昔はあったな(笑)

   まあ、睡眠時間削って仕事してたので勘弁を。

   話は逸れたがIT業界のリソース不足は深刻である。同時に上記のスキル等を持てば
   競争力がつくということにもなる。昔から伝えているが言語はさほど重要ではない。
   学校で当たり前に知識を得てくるだろうし、今の現役も本当に出来る人は言語が
   理由で仕事を断る人はほとんどいない。未取得言語でも少し時間くれればやれますよって
   言うので。少なくとも私の知る上級者は皆そうだな。

   あとは面談(会話というか対話)スキルだろうか。
   これだけは10年以上前から出来ない人が大半かあ・・・
   逆にこれが秀でてればスキルは後付けでもいいのに。
   最近面談を見たり、他社の営業さんと話していてそう思うことが多くなったな・・・

(2)業績
   税理士の最終報告はまだだが、2021年の決算はほぼ見込みが見えた。
   社員数を考えると予算未達とは言え悪くないか・・
   ただ、計画した数字は社員が減ろうが何だろうが達成を目指すのが予算だ。
   そういう意味では達成度として自己評価は最低であり、会社としても達成遂行能力が
   低いと言わざるを得ない・・

(3)新しい仲間
   4月から新しい仲間が増えます。40歳の男性です。Java技術者です。
   仕事は前職からのものを引き継いで就業しています。

(4)その他
   最近とにかく物忘れがひどくて老化を感じてしまう・・・やばいな。若返りの
   習慣を身につけよう。誰が言っていたか忘れたがすごく共感を得た話があった。
   話を上手くつなげるやり方?だったけな。でもまあ、会話術の一つには違いない。
   会話をするときにどうすればよいのか?というテーマに、“あなた”を主語にすれば
   よいと言っていた。

   つまり、

   おなかがすいたなあ

   を

   おなかがすきませんか?

   に変えるということ。少し、驚いた。こんなに印象変わるなんて、と。
   コーチングの会話手法に対象者に話をさせるというのがあるがちょっと似ている。

   こうした方が良いんじゃない?
   =>あなたはどうしたらよいと思う?

   みたいな。

   相手を気持ちよく会話させる人は本能的にやってるんだろうね。見習いたい。
   そしてふとこんなことも思った。悪いことは自分を主語にすれば良いんだな、と。

   あの問題どうするんだろうね
   =>あの問題。こうやってみようか

   うん、すごく良い。他人事にしがちな悪い問題を外から眺めるのではなく
   自分が中に入ってその解決策を考える。プロジェクトマネージャーの鑑じゃないかな。


代表取締役 平山 智裕