Visionの歩み(2022年9月~12月合併号)

すっかり寒くなったなあ。インフルエンザの季節かあ・・・
今年は受けるかな、予防接種。

[今回のトピックス]
(1)社員拡充アクション
(2)「出来ない」という言葉

(1)社員拡充アクション
   2名決定した。他数名は面接を適時実施中。
   2名の審査員にて段階的に面接している。
   私の尺度は前にも話した通り、覚悟があるかどうか。
   ある程度途中から萎えていくのはしかたない。
   だけど今から新天地でやろうとする時に頑張る軸にるものが
   無い人はきっと続かない。

   家族の為、友人の為、社会の為、自分の為・・・
   守るものに覚悟を持って挑む人は必ず成功すると思うし、
   そういう世の中でなくてはならないと思う。


(2)「出来ない」という言葉
   出来ないという人が増えたと思う。
   もちろん、「空を飛べ!」なんて話ではなく、まあなんせ「出来ない」回答までの
   時間が早い。営業として動いているときに、「来月までに10人用意してほしい」と
   言うようなリクエストは少なくない。雑談で他の人と話せば「いやあ、無理でしょ」って
   言われるだろうな、今の時期だと。
   でも私は言わない。

   なんか、「出来ません」って言わない癖がついてる、昔から。
   “出来る”の根拠は1つ見つけたら良いけど“出来ない”の
   根拠って中々難しい。全部やりつくした、という自分への
   自問自答の葛藤がある。

   「人が見つからないから」=>じゃあ、他社はなんで見つけてるの?
   「人脈が無いから」=>じゃあ怠慢じゃん、自分の

   世界的な不況でも、コロナ真っ最中でも利益を上げる会社はある。
   違いは考え方なだけのような気がする。“人を10人リクエスト”を
   要求された時のゴールラインは何だろうと考えてしまう。

    ・10名キチンとした人を提案:100点
    ・10名取りあえず提案:70点
    ・3~5名提案:20~30点
    ・1名だけでも提案:10点

   こんなとこか。でもこれは対外(表面)的な評点に過ぎない。

   私ならこう言う。

    「リクエストはかなり厳しいのでこうしてはどうでしょうか?
    まずXXXして。次にXXX。その翌月にXXXなど。そうすれば
    無理に今集めるより良い人を無理無駄なく集められる可能性が
    高いと思います」

   ・・・とか。

   お客様の言うことが正解ではない。単純な提案だがこれも要求の
   精査と改善提案であり、真っ当な仕事だと思う。
   何よりお客様に誠意が伝わる。“何とかして力になりたい”という
   気持ちがこの提案にはある。
   こういうことに関してはYES/NOで答えてはいけない。
   デジタルになってはいけないところだ。例え一人も見つからなくても
   一生懸命考えて探して、「XXXなら見つかるのですが・・」と返して
   気を悪くするお客様はいない。もし、悪くしたなら自分のアクション(話し方、フォロー)が
   不十分でしかなかったと思う。技術であれ営業であれ、こうありたいと思う。

   最近いろんな人を見て常々思ってしまう。「出来ない」とか「いない」
   とか「仕事ない」とか言うけど本当に?と。「じゃあ仕事取ってきて
   人提案してる人はどうしてそれが出来てるの?」と。

   気持ちだけはプロでありたい。相手の事をひたすら何とかしてあげたいと考える。
   それだけで良い仕事に繋がっていくし、相手との絆は深まっていくように思う。


   <補足>
   あ、こうだったな・・・期待値通りではいけないね。目指すのは。

   ・もっと出来る人を10名以上提案:120点

   こうだった。当社は相手の期待を超えないと。
   100点を目指しちゃいけない。


代表取締役 平山 智裕