Visionの歩み(2024年6月~10月合併号)

随分放置していました。もう少しちゃんとしないと良くないなあ・・・
忙しいを言い訳にせず、決めたことはキチンとやっていこう。(このコラム)
ん?毎回言ってるな・・・
食べ物占いでドリアンと判定された私です。

当社は10月1日に事務所移転をした。改めて目的を話そう。
ザックリとこんな感じ。

1)請負開発を取っていきたい
2)社員を集め、社員同士の意見・交流活性化を図りたい
3)広い所に行きたい
4)気分転換したい
5)その他諸々

利益拡大のために請負をしたいのではなくてある程度、社員を自社で育て
る事をしていきたい、が目的だ。もちろんこれまでお世話になってきている
お客様の所で若手を育てる事をやめるわけではない。自社で育てる場所を
持っておきたい。そして本社に社員が集まってそれぞれがワイワイガヤガヤと
悩み、苦しみ、聞いて助ける、という事が日常的に起きると良いなあと思っ
ている。社外で働く、というのは違う世界を見る、という点では重要な経験
だが先輩社員の背中を見ることはもっと重要だと思う。会社はそれぞれ立場、
言葉の定義が異なっており、自分の所属する会社のそれらをキチンと理解す
る必要があるからだ。リーダーって何をすれば良いんだろう?PMは何を勉
強していけば良いんだろう?と悩む社員は本社の先輩たちに聞いてほしい。
そして日々の行動を見てほしい。きっとヒントになるものがあるはず。私は
そういう組織(会社)を目指してるから。
 私が「あーっ!うるさいっ!」って言うくらいたまにはガヤガヤしてくれ
てよいよ・・・多分怒らない(笑)


[今回のトピックス]
(1)新事務所
(2)仕事を選ぶ

(1)新事務所
   新事務所になり、会議室も増え、本社常駐者も増えたので少し賑わって
   きたかと思う。BPさんもいるが特殊なスキルで特殊なシステムを扱って
   いるのでそういうノウハウも社員に浸透すれば良いかなと思う。
   (許される範疇で)
   今後はもう少し机も増やし、急に社員が客先から戻ってきても
   作業できるようにしたい。


(2)仕事を選ぶ
   中々採用計画が捗らない。世の中が全体的にそんな感じだ。
   どこの経営者も同じことを言う。入ったとしてもすぐに離職する。
   いったいどこに人は流れているのか?

   採用計画を立てる際にその道のプロ(?)の方々に聞くと色んな
   アドバイスをもらう。
   よく言われるのは「次のキーワードを前面に出すと良いですよ」と。

   “フルリモート”
   “好きな仕事が出来る”

   そのやり方を完全否定しているわけでは無いのだが、なんだろう、
   フルリモートの話は過去のコラムで思いの半分を書いたので
   割愛するとして、“好きな仕事が出来る”って・・・
   うーん、それって考え方だよなあと思う。
   “好きな仕事が出来る“って仕事が選べるって話?
   例えば飲食店だと嫌な客には食事出さないってことは出来ないし、
   マッサージ店であの風貌の客は対応したくないってのも
   難しいと思う。歯医者でちょっとアレな口内状況の人は
   お帰りくださいってのも出来ないだろう。

   仕事は色々な考え方がある。(と思う)
    A.裕福になりたくて稼ぐ手段として選んだ
    B.どうしてもやりたい仕事だった
    C.何となく働かなきゃと思って選んだ
    D.その他

   “好きな仕事が出来る“に魅かれて会社を選ぶ人は
   CとDなんだろうか?Bならそんな事考えてる場合じゃないよね。
   そうであれば当社が求める人材とはちょっと違うかな・・・

   “スーパーなXXになりたい!”と言われたらフォローすることを
   約束するし、そのための投資、機会を惜しみなく出してやりたいと思う。
   「そこに到達するためにこの仕事やってみないか?
   きっと何か得られるはず」とそういう意味を込めて仕事をやらせたい。
   安直に楽だから、楽しいから、の尺度でやらせたくないなあ・・・
   出来る人ってどんな事も楽しい事にしてしまうんだと思うから。
   今はまだ修行中の当社社員の彼らが「スーパーなXXになりたい!って、
   いつかこんな事を言ってきたら嬉しいなと思う。
   うん、そうだな。そんな人を求めている。
   もちろんそういう中で興味のある仕事、やっておくべき仕事を
   割り当てて育てていきたい。

   ***ウチはIT会社なのでXXはPG、SE、PM、営業、社長が選択肢です(笑)

   <補足>
     仕事を選ぶ事を頭から否定してるわけではない。
     若いうちは視野を拡げてなるべく色んなことを
     すべきじゃないかな?という話。
     それぞれの実態を知らないことが多いだろうし、
     やってみて“面白い!“に変わるかも知れないから。


代表取締役 平山 智裕