Visionの歩み(2026年10月)

 少し前まで暑くて過ごしにくい日々だったはずなのにいつの間にか涼しい。いや、時折寒い。あっという間に時は過ぎる・・・

 最近物事を忘れることが多く、どうしようかと悩んでいた。で、最終的に、メモアプリを使うことに決めた。Obsidianというアプリだがこれが中々優秀。最初、結構躓くが使いこなせば、まさに「第二の脳」になる。
 あとはいかに使いこなすか。これがあるおかげで複数のAIで私の考えていること、やってきたこと、やろうとしていることが共通認識で保持できている。

 いやあ、進化が凄すぎる。頑張って追いつこう。


「分からない」を、一つ減らす

 「今さら勉強して、何の役に立つんだろう」

 仕事をしていると、そう思うことがあるかもしれない。毎日の業務もあるし、覚えることも多い。今のやり方では仕事が回っているならそれで十分だと思いたくなる。ただ、私は仕事が回っている時こそ少し立ち止まって考えてほしいと思う。

 例えば、お客様から「この入力作業をもっと速くしたい」と相談されたとする。入力を速くする仕組みを作る。それも一つの答えだ。
 でも、そもそもなぜその入力が必要なのか。別のところで同じ情報を入力していないか。入力した情報はその後、誰が何に使っているのか?そこまで聞いてみたら、「入力を速くする」のではなく、「入力そのものをなくす」という提案になるかもしれない。

 言われた通りに応える力は大切だ。さらにその奥にある困りごとまで考えられれば仕事の幅は広がる。そのために必要なのが、学ぶことだと思う。
 私自身、技術者から営業へ移った時、技術と営業では見ているところも考えるところも違うことに気づいた。分からないことはまず会社の先輩に聞いた。さらに深く知りたいことは社外の人に教わり、セミナーにも足を運んで情報を得た。技術と営業の両方を経験したことで、仕事の流れだけでなく、お金の流れも見えるようになった。そしてそれぞれの立場で大切にしている考え方も学んだ。この経験は、のちに上位の管理者として考え、判断する上で欠かせない土台となった。

 ただし、勉強は資格の取得や、難しい本を読むことだけではない。
 分からない言葉を調べる。お客様の仕事について質問する。仲間が工夫していることを教えてもらう。失敗したときに、次はどうすればよいか考える。そういうことも立派な勉強だ。

 私は今できることの多さだけで、人の可能性を決めたくない。
 今は出来なくても分かろうとする人、試してみる人、教わったことを次に生かそうとする人を応援したい。だから、「分かりません」ということを恥ずかしがらなくていい。一方で、分からないことを分からないままにしてよいとも思わない。自分で調べる。誰かに聞く。小さく試す。その一歩は自分から踏み出してほしい。

 これは若手だけの話ではない。経験を積むと知らないことを聞きづらくなることもある。でも、役職や年齢が上がったからといって、なんでも分かるわけではない。もちろん私も同じだ。

 そして教える側も大切だ。質問した人に「そんなことも知らないのか」と返していたら誰も聞かなくなる。教える人がいて、素直に聞く人がいて、覚えたことをまた別の人に伝える。Visionをそういう会社にしていきたい。

 学んだことはすぐに仕事の成果にならないかもしれない。それでも、あとになって「その時、知っておいて良かった」と思うことはあるはずだ。仕事以外でも、自分の楽しみや選択肢を増やしてくれると思う。

 そして今。私はAIについて学んでいる。分からないこともあるが、調べ、試し、人に聞く。その繰り返しだ。役職や年齢に関係なく、私自身も学ぶ側であり続けたい。

 まずは今日の仕事で気になったことを一つ、そのままにせず調べてみてほしい。そこで分かったことを、明日の仕事で使ってみる。役に立ったら、仲間にも伝える。

 大きな成長を急ぐより、そんな小さな行動を続けていこう。

 私もやる。